これまで数千件の相続や遺言などの相談に対応してきました。
その中で最も多い質問がこの「相続は何からはじめるべきですか?」
という質問です。
結論から言うと、「相続税がかかるかどうかを確認する」といえます。
相続税がかからない場合は、基本的に銀行や不動産の名義変更などの手続きは、
比較的時間をかけて対応できます。しかし、相続税がかかる場合は、相続税申告までに
銀行口座の解約や証券会社や不動産の名義変更を相続の日から10ヶ月以内に行う必要があります。
その後に相続税申告が待っており、時間はあまりありません。
したがって、
①亡くなられた方の財産の洗い出し
②その財産が非課税枠を超えているかを確認
③税理士などの専門家に相談
④相続税の申告が必要かの判断
この流れをまず確認してください。